TBS系「サワコの朝」に、建築家・隈研吾さんがゲスト出演されました。
聖火台問題について!
隈研吾さん「まずビックリして、なんでこんなに騒がれるんだろうってビックリしたんだけど」
阿川佐和子さん「ええ」
隈研吾さん「てっ言うのは、コンペがあったじゃないですか?」
阿川さん「はい」
隈研吾さん「その僕らが選ばれたコンペの、要求水準書って言う、こういう」
阿川さん「条件が」
条件の中にないことは!
隈さん「条件の中に、聖火台について一切触れていなかったので。触れていないものに関して出すってルール違反なので。基本的には、触れてないものに関しては言ちゃいけない訳ですよ」
阿川さん「でも、オリンピック競技場を作るって事は、分かってらしゃった訳でしょ?」
隈さん「もちろん」
阿川さん「そうするとオリンピック競技場には聖火台、普通いるだろうって言う風に隈さんは思われなかったんですか?」
隈さん「当然いるだろうで、どこがいいか、みんなで議論したけど。ただそれは、要求水準書に乗っけてないって事は、後からそれは決めて行きますよってことをあんに言ってることだから」
聖火台の提案も!
阿川さん「僕としては、ここに置きたいんだけどって感じのことは入れても行けないんですか?」
隈さん「それは普通やらないことなんです。要求水準に書いてない事を、私は絶対ここだって言うのは、ハードな方が勝手に開会式の演出とか、閉会式の演出とかいろいろある訳じゃない」
阿川さん「演出に口だすような」
隈さん「そういう演出家に関係なく、私は絶対ここだって言うのは。あの職務を越えちゃうた。
すごく僕的に言うと、昔ながらの建築家の、ちょっと傲慢なやり方だから、そういうやり方はしたくなかったし。まあ普通、そういうことは要求水準書に出てない事は普通出さないもんなんですね」
阿川さん「たとえば隈さんに、決まりました。それで後々、演出家も決まって行くでしょ。で、どこに置こうかなって言う時の候補として、隈さんとしては、ここと、ここと、ここなんかがいいと自分は思っているし。
もしここに置きたいなら、こういう事が可能だよって言うことのなんて言うかな。あってんですか?」
頭の中には聖火台の場所!
隈さん「頭の中では、いろいろスタディしてねぇ」
阿川さん「ええ」
隈さん「ロンドンのやつなんかは、あの」
阿川さん「ロンドンオリンピック」
隈さん「ロンドンオリンピックの時なんかは、フィールドの中で」
阿川さん「はい」
隈さん「点火して、それがスタンドの然るべき場所に動かされて。そこで、期間中はそこで燃えてた訳じゃないですか。まあ、あんなスタイルかなっていう風に考えていて。
演出の方針とか、方向とかゆくゆく決まってゆくだろううから。そういう人達と一緒に考えて、行ければいいなと思ってたんですけどね」
聖火台のないスタジアムは!?
阿川さん「そうすると、じゃあ聖火台がないスタジアムを作るつもりなのかって、こうマスコミがあっちこっちで言われた事に対して隈さんは、どう思われたのですか?」
隈さん「ビックリした!そんなこと考えてる訳ないじゃんって思って」
阿川さん「自分が決める事じゃないじゃん、何で僕が非難されなきゃならないのか?っていう感じですか?今回のボタンの掛け違いみたいな問題が起こった要因について、隈さんは何が行けなかったと思われますか?」
隈さん「早い段階で、聖火台の問題って言うのはオープンの1年半前に、大体演出者が決まってきた」
阿川さん「1年半ぐらい前に」
隈さん「段階で決めて行きますよって、早い段階で誰かがアナウンスしてくれれば。こんな風に騒がれなかったでしょね」
隈研吾さんは、聖火台の騒動で辛い立場だったんですね。知らないマスコミは、建築家の隈さんを非難していたのは間違いだったんですね。でも、隈さんはマスコミに反論する訳でもなく、ドンと構えていたのがすごいですね。マスコミや、世間の声はすごい力があり怖いですからね。
だから、演出が決まってから聖火台の設置場所が決まるんですね。中々時間のいるもんなんですし、楽しみですね、どの辺りに聖火台が設置されるか、完成したスタジアムを早く見たいですね。
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